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終わらせないでくれ、この時を

あらんくんとこうじくん

とあるジャニオタが大学受験を振り返る②

前回に引き続き、大学受験についての記事を書こうと思います。今回は勉強面。

私は映像授業の予備校に通っていましたが、講座はほとんど取らず*1基本的に自学自習で勉強してきたので参考書などの紹介が出来ればと思っています。


はじめに

私は早慶のとある文系学部の合格を頂きました。
学校名について言及するか否か悩んだのですが、早慶を目指している、もしくは併願しようとしている、又そうでなくても大学受験について不安を抱えている新受験生の方を、微力でもこの記事でサポート出来たらと思い書くことにしました。

元々国公立大学の哲学科を志望していて、この大学を第一志望に据えたのは高3の10月頭。
元の志望校で二次試験に課されていた数学への苦手意識が夏休みを終えても拭えず、時期も時期なのでスパッと切り捨てて文系3科目に集中しようという魂胆でした。
かねてから興味を持っていた学部があったため、私立専願にしてからも気持ちが途切れることはありませんでした。

とは言うものの、実はこの大学にはオープンキャンパスで訪れたこともなく、受験前、人のいない早朝に一度ふらっと行ってみただけでした。そのため今もまだ校風等についてインターネットから得られる知識しかない状態です。只々沢山勉強できることが楽しみでハピラキ。

これから受験生になる皆さんには、物理的に可能であるならば是非、志望する大学のオープンキャンパスに足を運んで頂きたいです。出来れば高1、高2のうちに。

前置きはこの辺にして、使った参考書を紹介していきたいと思います。

英語

  • 英単語ターゲット1900(旺文社)


電車の中で高校生が片手で持ってるアレです。見出しの所で折り返してブワーッと厚くなってるアレです。
これを一通り覚えればセンター試験対策としては十分、もしかするとお釣りさえ来るかもしれません。
DUO、キクタン、単語王、鉄壁など単語帳には沢山の種類がありますが、私の周りでは駿台生はシステム英単語、それ以外の人は基本的にターゲットでした*2

強いてターゲットのデメリットを挙げるとすれば、単調で飽きやすい点。

私は単語をイメージで覚えるタイプだったので単語の右に推測可能な絵をちょこちょこっと書いていました。例えばray(光線)なら直線を2、3本、descend(降りる、下るの意)なら下矢印。
こうすると単語帳を開くのが楽しくなるし覚えやすくなるのでおすすめです。
他にも、セクションごとに友達とテストし合う子もいました。


英単語帳7冊徹底比較:単語を制して受験を制す - 私文受験攻略ブログ:雑草が独学で早稲田へ 

こちらのブログで英単語帳について詳しく紹介されているので是非。

  • 速読英単語上級編(Z会

こちらは二冊目の単語帳として使用しました。と言っても突貫工事で、購入したのはなんと11月末。それでも何とか間に合いました。
本来の理想としては一冊目を完璧にした上で高3の夏、初秋頃〜二冊目に入れると良いと思います(どの口が言うか)。

二冊目の単語帳があると心強い大学は限られますが、特に東大京大一橋早慶上智志望の方は速単上級編を持っていて損はないかと。単語帳としてのクオリティもさることながら、何と言っても読み物として面白い。同じくZ会からの出版であるリンガメタリカも同様です。どちらを二冊目として使用するかはあなたのお好みでどうぞ。

みんな大好き、お馴染みのネクステ。

内容が細かすぎるとか実際には使わない言い回しだとか色々と言われがちな文法書ですが、これ一冊で文法からイディオム、語彙や発音アクセントまで全てをカバーできる点が優秀。もちろんイディオムに関しては追加で他書を用いても良いです。

センター試験の発音アクセントに関しては、ネクステの発アクパートに取り組んだのちセンター過去問を集中的に演習すればほぼ確実に満点が取れます。

私は英文法が大の苦手だったので、予備校の映像授業で高2の時に文法の授業を取り、ネクステは気付けば4周していました。学校の授業間などの隙間時間にササっと解けるので、1日100問などのノルマを設ければ割とサクサク進むと思います。

美少女のイラストの帯に思わず書店で目を惹かれてしまう、このシリーズ。
一文一文をSVOCに分けて丁寧に解説・和訳している点、また解答を導く過程も分かりやすい点で英語長文問題集を探している独学者にお勧めしたい一冊です。
やておき(河合塾の「やっておきたい〜」シリーズ)や問題精講に見受けられた、問題量は多が解説が雑、という難点を見事にカバーしています。

もちろん、英語は得意だから長文もサクサク読めるしとにかく量をこなしたい、という方は英語長文問題精講をどうぞ。



長文問題集での演習がある程度進んだら、高3の秋口からは志望校の過去問を解き始めることをお勧めします。
志望校の他学部の長文や、傾向が似ている他校の問題も解くと十分な演習量が確保できると思います。
夏休みには既に色々な大学の過去問を引っ張り出して解いている友人も大勢いました。夏休みに限らず過去問演習の際には学校の図書館や予備校の赤本をコピーしたり、東進の過去問データベースを利用したりしてみて下さい。
ただ、赤本も過去問データベースも解答が不親切なので、分からないところは有耶無耶にせず学校や予備校の先生にヘルプを求めましょう。
特に過去問データベースは解答が間違っていることも多いです。過去問データベースで問題を印刷して解き、赤本で解答を確認、分からない点は身近な先生に頼ると良いと思います。

  • 英熟語ターゲット1000

単語帳よりもどれを選べば良いのか悩ましい英熟語帳。
私は先輩から譲って頂いたこのターゲットを使いましたが、元々熟語・イディオムが苦手だったからか中々覚えられませんでした。ぶっちゃけ最後まで半分程しか覚えませんでした。

ただ、周囲でもこれを用いている子がほとんどだった事からも分かるように、悪書であるなんてことは一切ありません。
むしろ頻度順に整頓されていて使いやすい一冊だと思います。
流石旺文社、流石ターゲット。

どの英熟語集を選んでも単語帳よりも厳しい闘いを強いられることになるのは必至なので、実際に書店に行ってシステム英熟語(駿台出版)始めその他の熟語帳とも比べて吟味することをお勧めします!

日本史

私は世界史ではなく日本史を選択しました。その理由はただ一つ、 カタカナが苦手だったから
自分でもびっくりなんですが、時々カタカナが書けなくなるんですよ。ヲとかヌとか、ど忘れしたことがありました。やばい。確実にやばい。
友人では漢字の羅列が苦手、覚えにくそうだからという理由で世界史を選んだ人が多かった印象です。


よく言われることですが、日本史を学ぶには時代間の縦の繋がりを深く深く捉えていく必要があります。従って細かい知識が問われることも増え、特に私学、中でも早稲田大学は用語集に載っていない単語を出してくる事さえあります。
ただ、そんな問題はごく一部の捨て問。難問奇問の袋小路に入り込まないように気をつけて。

山川の教科書(私は書き込み式を使っていました)を何回も読んで流れを掴み、

問題集で演習して*3

知識を生きたものにすれば一問一答はそこまで深くやらなくても平気です、という持論。
東進の一問一答をボロボロになるまでやり込むのは達成度が目に見えて分かる点で良いと思います、モチベUPにも繋がります、否定はしません。
ただ、知識ありきと言われる私大でも結局のところ縦の流れを掴んでいないと応用問題には全く対応できません。

という訳で結論として挙げられること、これは世界史選択の方にも言えるのですが、とにかく山川の教科書を読め!!!!!の一言に尽きます。

国語

現代文に関しては特に教材を用いた勉強を行わなかったのでこれと言ったアドバイスが出来ません…、かたじけねぇ。
志望校の過去問を解きましょう。センター国語は問題が特徴的なので、時間をきっちり測っての演習を重ねて下さい。

古文と漢文に関しても、学校の授業で習った古文単語、助動詞、文法(係結びなど)を確実に覚え、あとは普段から古文の世界に興味を持つと背景知識も知らぬ間に定着していると思います。
私の場合はプレイボーイ・在原業平の詠む歌が大好きだったので業平を自担に置き換えて勝手に妄想したりしていました。楽しかった。


古文単語帳は東進のフォーミュラもスタイリッシュで見やすく使いやすいのですが、語義・用例的な観点から見るといいずな書店のものの方が実用性があってお勧めです。

また、古典文法の問題集を一冊GWまでに仕上げておくと後が楽になります。

これは河合塾が出版しているものですが、このシリーズは漢文の句法についてのものもあり、そちらも使いやすいと思います。


古文の実践的な問題集としては、同じく河合塾からこんなものが出ています。

私はこの難関編を買ってすぐに放置してしまった典型的なダメウーマンならぬダメ受験生なのですが、他にもZ会の『古文上達』を使いたかったと今更ながら思っています。書店に行って、自分の使いやすそうな問題集を探してみてください。


数学

一応10月まで国公立を志望していた、また第一志望ではありませんでしたが別の国公立の合格を頂いた身として、数学にも言及しておきます。
受験生は黙って青チャート、と言いたいところですが、数学が大の苦手で手をつけ始める時期も遅かった私は、学校の先生から旺文社の問題精講シリーズを勧められました。


(画像はどちらもIAのみですが、私はIIBも購入しました)
センターレベルなら基礎問題精講で十分です。
二次、私大の試験で数学を使うなら標準問題精講を。数学が苦手な私からするとかなりヘビーで、夏休みは数学鬱を極めました。
そんな時心の支えになったのは関西Jr.の向井康二くんでしたが、話が長くなりそうなので割愛します。
そんな私のことはさておき、基礎にしろ標準にしろ重要問題がコンパクトに集約されている点が素晴らしい。流石旺文社。

ここまで旺文社を褒め倒していますが決して旺文社の回し者ではありません、悪しからず。


おわりに

大学受験生活は長いようで短く、短いようで果てしなく長く感じられるものです。
大学には行きたいけどやりたいことがない、志望校が決まらない、志望校に手が届くか分からない、頑張っているのに模試の結果が芳しくない、遊びたい、現場に行きたい……悩みは次々と湧いて出てくるし、ストレスも溜まります。

私も志望校に悩んでいた時期には、もう投げ出してしまいたい、何で大学受験をしなければならないのか、一回きりの試験で合否を判断する制度に苦言を呈したいと考え続けていました。

趣味をも断ち切れず、少クラもまいジャニもバッチリ観ていた私*4がなんだかんだ最後まで頑張れたのは、予備校のある友人の存在が大きかったと感じています。

彼女は重岡担。夏休みや冬休み、土日には一緒にお昼ご飯を食べていました。ご飯の時でさえ参考書や自作のノートを持参し、それを見ながらご飯を食べる彼女。朝9時から閉館まで自習室にこもる彼女の姿に私は刺激を受けました。
一緒に頑張ろうねと声をかけ合えた、悩みも相談できた彼女の存在に心から感謝しています。
みんちゃん、ありがとう。そしてこれからもよろしくね

また、私の周りには、行きたい所に受からなかった友人も、浪人を決めた友人もいます。言ってしまえば私も、心のどこかで元々の志望校への憧れを拭いきれずにいました。一回きりの試験で合否が決まること、不合格者が出ること。なんて理不尽なんだと思います。この事について、私は何か言及できる立場にはありません。只々、悔しさを噛み締めるのみです。


こんなにも長く拙い文章をここまで読んで下さる方なんていらっしゃらないと思うのですが、万が一いらっしゃったのならば只々ありがとうの一言に尽きます。
ここまで読んで下さったあなたは、もしかしたら今何かに悩んでいる受験生の方かもしれません。あなたにとって最善の道が、きっと用意されています。あなたが一年後、笑顔で現場に行けますように。

*1:だって高いんだもん!!!1講座7万するんだもん!!!

*2:東大志望の子は鉄壁を使っていたけれど

*3:私はこの2冊に一周ずつ取り組みました。其々二週間程度でバーッと終わらせて、間違えた問題は別のノートに書き出して見やすくまとめ、試験会場にも持っていきました。どちらか一冊だけ取り組むなら問題精講の方をお勧めします

*4:前回の記事でも述べましたが、私は趣味は息抜きとして利用して良いと感じています